Mac OS-X Yosemite のWi-Fi接続問題の解消

Mac OS-X を MavericksからYosemiteにupdateしてからSafaliで「ページを開くことができません。」状態になることが頻発。

Safali曰く "Safali cannot open the page because the server cannot be found. "

(同じような症状が iOS8.1のiPhone6でも出たまま解消していません)

 

clean installしなかったことで不具合がでたのかとも思ったのですが、clean installは最終手段として、今できることは無いかとググってみると…

同じような症状の方がいらっしゃったのですね。

で、取り敢えずはWi-Fiルータの電源を切ってリセットしましたが症状は変わりません。

やはりMac側の問題ですね… 

それでは、ネットワークの設定ファイルを一度削除してしまえとやってみました。

Wi-FiをoffにしてFinderから

  /Library/preferences/SystemConfiguration/

・フォルダー内の

  com.apple.airprot.preferences.plist

  com.apple.network.identification.plist

  com.apple.wifi.massage-tracer.plist

  NetworkInterfaces.plist

  preferences.plist

 上記の5つのファイルを選択、デスクトップにdrag&drop(万が一の為)して

 元のファイルは削除

Macを再起動してWi-Fiをオンにする

先ほど削除したファイルはどうなっているかとSystemConfigurationフォルダを覗いてみると

f:id:kimuhide:20141031202234j:plain

再起動時に自動作成されています。

で、どうなったかと言うと… 症状は変わりませんでした。

 

では、別の手です。色々な方の情報を見ていると"DNS"に突破口がありそうでしたのでそれを試みてみました。

DNSサーバーを変えるには、今のロケーションで最適のサーバーを探す必要があります。

使用したソフトは「namebench  - Open-source DNS Benchmark Utility」

Google Project Home」からダウンロードしました。

f:id:kimuhide:20141102150611j:plain

namebenchを開くとNameservers欄には現在のサーバーのアドレスが入っています。

Startをクリックすると後は自動で最適なサーバーを探し出してくれます。

f:id:kimuhide:20141102150453j:plain

現状より71%も速くなるって本当かしらん。と思いもありますが、これを信じて設定してみます。

・"System preferences"から"Network"を選択

・"Locations"のプルダウンから"Edit Locations"を選択

 [ + ]ボタンで新しいネットワーク名(何でもOK)を入力

・"Network Name"は通常使用のものを選択

f:id:kimuhide:20141109100939j:plain

・"Advanced"をクリックして"DNS"タブをクリック

 [ + ]ボタンをクリックして最適と出たDNSサーバーのアドレスを入力

 "Hardware"タブをクリックして"Configure"で"Manually"を選択

 "MTU"に1453を入力して"OK"をクリック

・"Apply"をクリックすると設定は終了!

 

大丈夫かな? Safariブラウジング… 速くなったぞ!エラーも出ない。大成功!

 

これを応用して(調子に乗って)iOS8.1にしたデバイス全てのDNSサーバーのアドレスを変えてみました。これもまた成功でした。

これでストレスなくWeb ブラウジングできます。めでたしめでたし。